第17回 子供も大人も冷たい物で腸を冷やしてはいけません。
子供も大人もお腹をゴムひもできつく締め上げてはいけません。
最近の赤ちゃんは早すぎる離乳食による病気の相談ではなくて、多いのは、多動、狂暴、アトピー皮炎、自閉症傾向と症状はまちまちです。これらの赤ちゃんに共通しているのは、おしゃぶりをきらい、手や足が冷たくて、おむつやパンツや靴下のゴムがきついということです。当然36°台の低体温児で、汗をすぐにかき、母乳でもミルクでも長期に緑便や便秘が続く特徴があります。今日でも赤ちゃんを冷たく育てようという指導が多くて、夏でも冬でも薄着で手足をむき出しにして、冬でも4、5ヶ月からしばしば外出させ、夏には赤ちゃんに水浴びをさせるように勧めています。赤ちゃんは2歳半に乳児として完成するまでは、1時間に1億箇の細胞が分裂していて、活発に生長・発育・分化が起こっています。そのために乳児には、特殊なブラウンファット(褐色脂肪)という体温を37.5℃位に常時高めておく発熱用の脂肪組織が存在します。体温が高くないと乳児の生長・発育と細胞の分化誘導がうまくいかなくなるのです。ブラウンファット(褐色脂肪)細胞は、哺乳動物の赤ちゃん以外には冬眠する動物にしか存在しない特殊細胞で、細胞内には発熱用のミトコンドリアがぎっちりと充まっていて、それで白いはずの脂肪細胞が褐色を呈するのです。日本の小児科医は乳児にこの特有の脂肪があるから、乳児を冷やして育てるように強く勧めます。少しでも赤ちゃんが発熱すると、すぐに解熱剤をだして熱を下げます。下手に熱を下げると乳児や幼児は脳症(脳炎)になってしまうことすらあります。37.5℃の体温が赤ちゃんには丁度良いのです。顔や手や足が冷たいだけでも、パンツや靴下のゴムがきついだけでも、赤ちゃんは緑便や便秘になって、同時に低体温になります。これはどうしてでしょうか?大人も子供も皮膚と腸や肺の内臓は毛細血管と自律(副交感・交感性)神経で繋がっていますから、皮膚が冷えればすぐにも鼻・喉・肺や腸の血管が縮んで血の巡りが悪くなり内臓が駄目になり、緑便や便秘となります。これが風邪症状です。また、靴下がきついだけでも、足首の先の血の巡りが悪くなると、毒性物質が発生して赤ちゃんは低体温になります。パンツやおむつのゴムがきつければ、お腹にある大動脈が圧迫されて苦しいので常時泣き騒いだり怒ってばかりいる赤ちゃんになります。これが小児科医がよく言う「育てにくい子」です。当然緑便かひどい便秘になり、手と足の冷たい低体温児となり、どんどん悪循環して、育つに従って医者から自閉症傾向を指摘されるなど、次々に問題が出てくる子になります。
最近急にこの手の1歳から2、3歳の赤ちゃんが私の診療所を受診するケースが増えています。皆決まって低体温児で、おしゃぶりが使えないうえに手足が冷たくて、きつい靴下ときついおしめときついゴムのパンツをはいています。お母さんの了解のもとに、おしめを緩めて、きついパンツのゴムひもと靴下をその場でハサミで大きく切ってしまいます。お腹で10cm以上、靴下で5cmほども切り口が広がりますから、ゴムがいかにきついかが解かります。苦しさから解放されれば、おしゃぶりを口に入れて吸い付くまで前後にゆすって使い方を教えると、たいていの赤ちゃんはまもなく使えるようになります。おしゃぶりで吸啜運動を続けていると、これがやがて2歳半で食べ物を食べる時に噛んで食べる咀嚼運動に移行するのです。おしゃぶりを怠るとたいていは口呼吸の丸呑みの腑抜け顔の子に育ちます。ミルクが冷たい(37°以下)のは論外ですが、おしゃぶりを使わないで口呼吸にして育てたり、手や足を冷やしたり、ゴムひもで体を締め上げるのは、乳幼児の虐待にも等しいことですから、たいていは腸がおかしくなって緑便や下痢や便秘になって、健やかに育つ訳はありません
腸の不調で赤ちゃんはどうして健やかに育たないのでしょうか?それは哺乳動物の赤ちゃんの腸が大人の腸とは全く異なるためです。ここでこれまでに再々述べてきた米国で起った乳児ボツリヌス菌症事件を思い起こしてください。ハチミツにボツリヌス菌の芽胞が混入していて、赤ちゃんに生のまま与えて多くの死亡例が出た事件です。調査の結果、大人の腸では決して吸収して発芽することのないボツリヌス菌の芽胞を、赤ちゃんの腸が吸収して発芽してその毒性で死んでしまうことが明らかとなりました。この時母乳育児の子は死ぬことはなくて、緑便と発熱だけで大事に至らなかったのです。研究の結果、5歳迄乳幼児の腸は様々な腸内の常在性のウイルスや黴菌を吸収することが明らかとなり、これ以後米国では5歳迄生のハチミツを禁じ、同時に2歳までは母乳で育てるようになりました。赤ちゃんの腸は、母乳に入っているビフィドゥス因子でビフィドゥス菌ばかりになっていれば、便は黄金色で酸っぱい酸味の嗅いがします。ビフィドゥス菌は仮に吸収されても中耳炎や鼻炎、膀胱炎や肺炎は起こしません。離乳食や悪い母乳で緑便になった時は、赤ちゃんにビフィドゥス因子(ラックル、ヤング、アルベックス)を与えると黄金色の便になります。
大人でも子供でも腸が冷えるとパイエル板(腸扁桃)から白血球の中に口や喉や腸の黴菌が入り込み、白血球が運び屋になって体中の器官の細胞に細胞内感染症を発症します。これがアトピー等の免疫病です。母乳で赤ちゃんがアトピーや風邪症状、中耳炎、膀胱炎、喘息になるのは、決まって授乳期間中に母親が冷たい水や常温のジュース、冷野菜や常温の果物を食べた時と、ショウガ、唐辛子、コショウ、カレー、タバスコを食べた時、パスタやうどん、パン等小麦類や蕎麦を沢山食べた時の他は、お母さんが免疫病か歯周病にかかっている時か口呼吸の常習者の時です。母乳というのは赤血球の抜けた脂肪豊富なリンパ液を含む血液ですから、白血球が多量に含まれています。先に述べたような母親の白血球は、喉や歯周病や腸の汚い黴菌に汚染されていますから、この手の母親は、しばしば乳腺炎を起こしたり、黴菌だらけの汚くまずい母乳になります。これを吸わされる赤ちゃんは、時々怒って乳首を噛みます。もっときれいなお乳を出せと怒って拒否しているのです。母親が免疫病の時も赤ちゃんは真っ赤になります。全ての免疫病は自分自身の口か喉か腸の黴菌かウイルスで発症しているからです。このことを筆者が究明して、これまでに「究極の免疫力」講談社インターナショナル、「免疫力を高める生活」サンマーク出版、「アレルギー体質は口呼吸が原因だった」青春出版に書いてありますから、よく読んでおいて下さい。
最近、出産時に大量出血する妊婦が急増しています。身近な症例を示しますと、ビフィドゥス製品製造業の若い社員の奥さんが妊娠中で、健康相談を受けましたので、冷中毒を厳重に戒めました。ところが奥さんは冷たい物中毒で医者が冷たい物を勧めるから、医者のほうを信じて私のいうことに一切耳を貸しません。そしてついに出産日を迎えて大出血して、その後も長時間出血が続きました。相談を受けたので、すぐに温めるようにいいましたが、病院では逆に冷やして止血しようとするから、大量の輸血が必要となります。
どうして冷中毒だと血液凝固が阻害されるのでしょうか?これは、冷中毒や口呼吸でしばしば骨髄内の造血巣が腸内のウイルスや黴菌に汚染されて造血障害の血液の病気を起こすからです。重症では白血病、再生不良性貧血、白血球減少症、血小板減少症等です。軽症の場合が出血傾向つまり血が止まらない産後出血です。これは、骨髄造血器官の黴菌感染により血液の第12因子ができなくなったためですから、一般の検査をしても血小板の数は正常なために、現代医学では原因不明と騒ぐのです。冷中毒による様々な器官の細胞の腸の黴菌による汚染、すなわち「細胞内感染症」の実相を知っていれば、わけなく解決することです。冷中毒の人は決まって口呼吸習癖も合併していますから、同時にこれらを改めなければなりません。
大量出血した母親は未だに口呼吸と冷中毒が止められないそうです。この赤ちゃんは母乳でアトピーやら中耳炎になる子です。父親が解っていても母親が実行しなければどうすることも出来ないのです。冷中毒では性欲が亢進するので自分に都合のいい医者の言うことのほうを聞くのです。赤ちゃんも母親も父親も身体を温めることと鼻呼吸にすることは、良薬が口に苦いように改めることがつらい難しいことなのです。
江戸時代から昭和30年代頃は、夏でも冷たい物を一切飲まないお年寄りが沢山いました。これは、昔シルクロードを通してトルコや中東の暑い国の人々の生活習慣が入っていたためです。トルコやイタリアでは今でも夏に熱い濃いコーヒーを少量だけ3時間おきに飲み、冷たい物を一切口にしない人々が沢山います。このような人々は病気をしません。
カナダやアメリカではアイスクリームが大量に消費されています。カナダでは潰瘍性大腸炎がわが国の10倍、アメリカではアルツハイマーやパーキンソン症、自閉症や癲癇等の脳神経変性症がわが国の10倍発生するといわれていますが、ともに腸を極端に冷やすために発症する病気です。夏でも赤ちゃんや子供には決して冷たいジュースやお茶は与えないで下さい。昔冷蔵庫のなかった時代には、常温の水を飲みすぎただけで夏バテしましたが、今は夏バテはありません。冷凍庫の時代には冬でも氷で冷やしたビールを飲むために1年中慢性にバテているからです。ちょうど赤ちゃんや幼児の自家中毒が今日の小児科医の世界からなくなったのと同じことです。
2歳半から純白のご飯を30回噛んで食べるように教えさとして、根菜類や魚を少々の幼児食を続けていても、5歳までは子供はしばしば腸内の細菌を吸収して熱を出したり嘔吐します。これが自家中毒です。自分の腸の細菌で発症するのでこう呼んだのです。どんな時に自家中毒になるのかといえば、冷たい飲み物やアイスクリームを食べた時や、口呼吸をしていて手や足が冷えた時です。今日、自家中毒が殆んどなくなってしまったのは、5ヶ月離乳食で口呼吸と緑便の子が慢性の自家中毒症状を示したまま小学生・中学生にまで育ってしまうからです。今は赤ちゃんが発熱すると、大学病院では体を冷やすためのジャケットを貸してくれます。ジャケットのポケットにアイスノンやら氷を入れてこれを赤ちゃんに着せるのです。そして医者がアイスクリームを勧めますから、子供はしばしば脳症(脳炎)になってしまいます。哺乳動物は発熱してウイルスや黴菌を退治します。39℃以下ならやたらに熱を下げないようにしましょう。大人も冷たい物中毒で腸を冷やすと、腸扁桃から白血球が腸内の黴菌を抱えて体中に黴菌をばら撒いて、あちこちに細胞内感染を引き起こします。感染した器官の種類によって病名が決まります。妊娠したヒトが冷たいビールをジョッキで飲むだけで、時にダウン症や内臓奇形の子が生まれます。また妊娠中に冷中毒、辛い物中毒で胎児が母親の汚い腸の黴菌に汚染されると、胎便が腐敗して羊水が濁り、生後母乳でアトピー子になります。これは腸の黴菌を抱えた母親の白血球が胎盤を通過して胎児を汚染するためです。
今の文明国は氷と冷房で腸と体を冷やして難病を激増させています。最近「これで病気にならない」祥伝社を出版しましたので読んでおいて下さい。
第16回 赤ちゃんのアレルギーと寝相について
春は花粉症等のアレルギーが起きやすい季節ですから、この度はアレルギーと赤ちゃんの寝相について述べます。
私は20年前に世界に先駆けて人工骨髄造血器官を開発し、この研究にもとづいて、脊椎動物の進化の謎と免疫システムの謎を次々と解くことに成功しました。そしてこれまで訳の解らなかった免疫病(アトピー、喘息、リウマチ、心筋症、膵炎、糖尿病、大腸炎、癲癇、脳症、自閉症)発症の原因を明らかにし、治療法を開発しました。それでこうしてスクスク通信に今まで世界中で誰一人として医者が治せなかった真赤っかのアトピーの赤ちゃんを相当短期間にピカピカの子に治すことができるようになって発表しているのです。これらを「究極の免疫力」(講談社インターナショナル)、「免疫力を高める生活」(サンマーク出版)にまとめました。今日本中で困っている赤ちゃんのアレルギーと呼ばれている病気も、これらの本に明記してありますので是非読んで下さい。これらは、実は本当のアレルギーではなくて、お母さんの腸内の黴菌か赤ちゃん自身の腸内の悪玉菌、(大腸菌・ウェルシュ菌、ウィルス、マイコプラズマ)によって起こっている皮膚や気管、肺、心筋、脳細胞の細胞内感染症だったのです。
ヒトの赤ちゃんは、動物学的には5歳までが授乳期間です。哺乳動物の特徴は、授乳期間中は、お乳のみを摂取するように腸ができていて、母乳を吸啜している時には赤ちゃんの腸内は99%ビヒズス菌
(善玉菌)が占めています。この期間中は腸内の悪玉菌を赤ちゃんは血液中(白血球内)に簡単に吸収してしまいます。どんな時に赤ちゃんの腸が悪玉菌になって、それが吸収されるかというと、@口呼吸の時、A体温以下のものを飲んだ時、B手や足を冷やした時、Cおむつや靴下のゴムがきつい時、D早期にお乳以外の食物を与えた時です。これが明らかになったのが、1977年頃に米国で起こった乳児ボツリヌス菌症事件です。これを機に米国では5歳まで生のハチミツを乳幼児に与えないようにすると共に、WHOの進言に従って5ヶ月離乳食を廃めて2歳まで母乳育児に切り替えました。米国がわが国の昔の育児法に切替えた時に、日本では昭和55年から米国流の5ヶ月離乳食(スポック博士の)育児法が開始されました。
赤ちゃんの免疫病(いわゆるアレルギー疾患)には2種類あります。1つめが母乳によるアトピー皮炎や風邪症状や中耳炎で、2つめが離乳食によるものです。この違いは何が原因でしょうか?母乳でアトピー皮炎や中耳炎、膀胱炎が起こるのは、母親の口や喉や胃腸内、膣内の黴菌が白血球に吸収されて、白血球が黴菌の運び屋となり、汚染された白血球が母乳から赤ちゃんにうつされるためです。黴菌を抱えた血液中の白血球は、母乳中や尿中に排出されても生きた黴菌を抱えたまま生きていて、黴菌を何処へでもばら撒きます。この黴菌が赤ちゃんの腸から吸収されて、赤ちゃんの免疫病が起こります。母親が生姜、唐辛子、タバスコを常用したり、小麦類や肉類を多く食べたり、体温より低い物を飲食した時に、悪玉菌が大量に吸収されて白血球に抱えられて母乳に出てきます。母親が免疫病の時にも母乳が汚染されます。免疫病は、歯周病菌や口呼吸による喉の常在菌、冷中毒による腸の黴菌やウィルスの白血球内への取り込みによる血液の汚染で発症する様々な器官や組織の細胞内感染症で起こりますから、アトピーの母親のお乳でもひどいアトピーっ子や喘息の子が育ちます。それでアトピーは遺伝すると思っている医者がいるのです。しかし、母乳を止めて42℃の乳児用ミルクに替えておしゃぶりをさせれば3日できれいな肌になりますから、母乳が感染症源となっている感染症であることが証明されます(写真1)。生後まもなく母乳でひどいアトピーになる赤ちゃんが、今わが国で多発しています。これはわが国の医者が妊婦の悪阻や食欲不振にアイスクリームや冷ジュースを薦めるためです。妊婦が腸を冷やすと腸内の悪玉菌がパイエル板のM細胞からステムセル(幹細胞)に大量に取り込まれ、この細胞が白血球の顆粒球となって、黴菌を抱えたまま体中をめぐります。白血球は母親の脳の中や胎盤の中までフリーパスで自在に通過できます。この黴菌で胎児の消化管が感染します。胎便が黴菌(腸の悪玉菌)に汚染されると胎児は体中の細胞が細菌に感染してしまいます。妊娠中に口呼吸で冷中毒の母親は、出産後も血液内の白血球は黴菌に満ち満ちていますから、母乳(赤血球だけが抜けているリンパ様血液)には黴菌に汚染された白血球がいっぱい入っています。これを吸啜すれば皮炎になります。皮膚に痒疹(軽症のアトピー皮炎)のある母親から赤ちゃんの受診希望の電話がありました。症状を聞くと小児科でも皮膚科のステロイド塗布でも治らない母乳保育のアトピー皮炎の8ヶ月の子でした(写真2)。早く治したいので母乳でなくてもよいとのことでしたので、42℃の新生児用のミルクに切り替えておしゃぶりを母親ともども使うよう指示して、3日後に診察を約束しました。来院時には、この皮炎は完治していますから、「必ず今あるアトピーを写真に撮影してからミルクに切り替えて、来院時必ずこのアトピーの写真を持参する」ように伝えました。当然人工乳には黴菌は入っていいないので、2日後には完治しました(写真2)。アトピー性皮膚炎を今の小児科医や皮膚科医がアレルギーと思っているから治せないのです。母親の腸のきたない黴菌によると解かれれば、素人でもおしゃぶりと42℃に温めたミルクで治せます。これで母乳アトピーで母親が除去食をしたり、牛肉を鹿の肉に替えても母乳アトピーの子を治せなかった理由がおわかりでしょう。
次に離乳食アトピーについて述べます。離乳食(果物ジュースでも)を5ヶ月頃から与えると母乳の時に99%を占めるビヒズス菌の赤ちゃん(便は黄金色で酸味の臭い)の腸内細菌が10分後には90%大腸菌の大人型悪玉菌やエンテロウィルスで占められるようになり赤ちゃんは緑便(時には血便)になります。この悪玉菌が赤ちゃんの未完成の腸のパイエル板M細胞から大量に白血球内に取り込まれますと、白血球が運び屋となって体中の細胞に黴菌をばらまきます。こうして様々な器官の細胞内に黴菌が住みついてしまいます。これが細胞内感染症で離乳食病の本態です。皮膚の皮下組織の細胞内感染症⇒がアトピー、脳⇒が脳症・脳炎・自閉症・狂暴・多動症・てんかん、心臓⇒が心筋症、気管⇒が喘息・気管支炎、気道⇒が鼻炎・咽喉炎・扁桃炎・風邪、肺⇒が肺炎、膵⇒が膵炎・糖尿症、大腸⇒が大腸炎、内耳⇒が内耳炎・中耳炎、尿路⇒が膀胱炎、腎臓⇒が腎炎です。どこがやられるかは、ヒトによりまちまちです。今の小児科医はアトピーや喘息や肺炎にすぐにステロイドホルモンを使い、風邪や中耳炎には抗生剤を使いますが、赤ちゃんの離乳食病(免疫病)には決してこれらの薬を使ってはいけません。病原性のない腸の常在性の悪玉菌が吸収されて発症する病気ですから、昔はこれらの病気を自家中毒と呼んでいました。これらは腸内細菌を母乳保育の時と同じビヒズス菌99%にすれば自然と治ります。それにはビヒズス因子としてラックル(活性乳酸)かアルベックスかヤングを使用するのが良いのです。低体温で多動・狂暴・睡眠障害が離乳食病の典型的随伴症状です。これは黴菌で脳細胞にアトピーが起きているためです。離乳食アトピーも3日で玉の肌に出来ます(写真3)。おしゃぶりをして新生児用の乳児用ミルクを42℃で与えて、手や足を温かくしてユルユルの着物にして、人工太陽燈(光健燈・Uライト)を使って暖かい部屋で育てれば良いのです。この時ユメ寒く育ててはいけません。寒いだけで緑便にもなればアトピーにもなりますから、2才半までは有袋類のように家の中でポカポカと暖かく育て、外出はさせてはいけません。
次に赤ちゃんの寝相について述べます。生まれた直後から、昔の日本の育児法の通り、着物型の赤ちゃん服か大きい布で体を包んで暖かい大きな箱か部屋の隅に上向に寝かせておくと、赤ちゃんは母胎内の如くに安心してスヤスヤ眠ります。この時必ずおしゃぶりをする事です。この赤ちゃんの布包み睡眠法は、「シアーズ博士夫妻のベビーブックス」(主婦の友社)を監修された東大小児科の榊原洋一先生が推薦されている赤ちゃんの正しい寝かせ方です。口呼吸・片噛み・寝相はすべて癖が連鎖します。これらの癖は生後6ヶ月の赤ちゃんの時から始まります。おしゃぶりの代わりに指しゃぶりをする子は、指しゃぶり寝相で脊骨が横曲がりになって真直ぐに歩けない子になります。寝相・片噛み・口呼吸で歯型が変形し、顔がつぶれ、脊骨が横と縦に曲がってねこぜと側弯で骨盤のゆがんだ子が育ちます(写真4.5)。この子達はまともに走ることが出来ませんが、写真のようにトレーニングで全ての変形を正すことができます。
写真1
アトピーの母親の母乳でなるアトピーっ子(8ヶ月)。(上)
体温以下のミルクでできる皮疹。(下)
おしゃぶりと温ミルクで2〜3日後に治る。
写真2
写真3 1歳男児
離乳食アトピーは温かい乳児用ミルクで3日後には治る。
写真4 11歳少女
寝相・片噛み・口呼吸で顔と歯型がつぶれた。(左初診時)本人に両側噛み・上向寝・美呼吸を教えて半年後。(右)
写真5 10歳男児
美呼吸体操をして1年でかなり回復した。 |